なんだ、ものごとに興味が持てない時の対処法なんて既に知っていたじゃないか
キョーミないことワザワザやるわけないじゃん
って思ったんです。
でもそれはちょっと違ってました。
興味のない事でも、ある程度知ってしまえば興味が湧いてくる
んじゃないかなぁって分かったんです。
最近ちょっとつまずいてました。
じぶん、人に関心を持ててないなぁって…
はい、今回の投稿はボクの悩みごとです。
サラッと流せるような軽いもんとちゃうぞ。ひとりの人間が亡くなるってことは
去年の自分にそう言われそう。
介護の仕事について1年と6ヶ月ほどになりますが、入社当初に感じていた新鮮さ、緊張感、ハラハラドキドキ的な感情はほとんど何処かへ行ってしまいました。
もう幾人もの利用者さんの死を見届けてきましたけど、悲しいかな
人の死に慣れるというか、感覚が麻痺するというか、段々と涙が出なくなってきました。
自分の出勤時に利用者さんが亡くなったら、
その人の感慨にふけることはなく、
ロボットのように医師へ死亡確認依頼、
家族へ連絡、退居の準備など、処理業務の段取りを考える。
そして、再び慌ただしい毎日を過ごすうちに、
だんだんとその利用者さんのことを忘れていく。
あるとき思ったんです。
『あれ、自分がしてるの仕事じゃない、ただの作業だわ、自分給料泥棒してるぞ』
相手に価値を与えることが仕事なのだとしたら、この頃自分がしてることは仕事じゃない。
ただ仕事した気になってるだけ。
人を相手にする介護の仕事において、人に興味持てなかったら話にならないので、
自分が何かに興味を持ったキッカケを考えてみました。
中国語
ボウリング
ペンスピニング
オムツ交換(仕事です)
友達
中国語 → がむしゃらに勉強して少し話せるようになったから
ボウリング → 友達に負けて悔しくて練習して少し上手くなったから
ペンスピニング → 友達が上手くて、自分もマネして練習してたら周りにスゴイスゴイとチヤホヤされたから
ソフトボール → やってみたら案外上手くできたから
オムツ交換 → 上司の手際がとてもよくて、カッコよくて、練習したら速く丁寧になった
仲良くしてる友達 → 何回も会っているうちに人柄が見えてきたから
上に挙げた6つのこととそれに興味を持ったキッカケ
全部に共通する事があるんですが、
何でしょう。
それは
こういうことです。
最初つまらない でもやってみた
↓↓↓
その結果 楽しくなった
中国語、、
話すことが怖かったし、つまらなかったです。
始めた当初は全くできなくて。(英語は今もまだこの状態)
けれども勉強し続けるうちにある日少しわかるタイミングがあって楽しくなってきました。
ボウリング、、
友達と勝負してコテンパンにされて、悔しくて悔しくて、大学生で時間が大量に余っていることを利用して週に5〜6回は練習に行ってだんだんと上手くなって、実は奥が深いスポーツなんだと分かり楽しくなってきたんですよね。友達と互角に戦えるようになった時には既に平均スコアが200を超えていたり。
ペンスピニング、、
中学校2年のときに仲の良かった友達がやってて影響されて何となくやってるうちに上手くなってしまって、周りの女子に「うわぁ、すご〜い」って言われるためにやってましたね。まさに中二病。勉強効率は落ちたので生徒諸君は決してマネしないこと。
ソフトボール、、
やってみるまでは、どうせソフトなんて野球の劣化版やろ、くらいにしか思ってなかったのですが、無理矢理連れて行かれてやってみると楽しい。野球より狭いので全力疾走する距離も短い。なんとカラダに優しいスポーツか!今ではソフトボール信者です。
オムツ交換、、
介護施設で働いてるので、毎日します。
働き始めた当初は
遅いし、ズレるし、破れるし、汚すし、
ダメでした。けど先輩のやり方を盗んで
毎日やるうちにやっぱり上手くなっていきました。
仲良くしてる友達、、
知り合うまでは他人、相手に興味もないです。
でも、何回か会っているうちにそれまで見えてなかったものが見えてきて、
好きになったり嫌いになったり、
知りたくなったり
知ってもらいたくなったり、
頼りたくなったり
頼ってもらいたくなったり、
何個かあげましたがどれも
今まで思い込んでいた順番とは逆なんですよね。
誤) 興味 → 行動 → できた → 楽しい
正) 行動 → 興味 → できた → 楽しい
要はこういうことです。
「興味ないからとか、自分には無理だからとかいって避けるよりも、まずやってみようや」
ボクみたいに、相手に興味が持ててないとしても、
一度その人とお話しする時間を作って、
今まで見えていなかった見ようとしていなかった部分に触れることで、新たな一面に惹かれて興味が湧いたりするかも知れませんよ!
ボクの仕事場で言えば、
認知者を患い、毎日不安そうな様子でいたり、怒りっぽくなったり、ずっと不機嫌だったり、ご飯をこぼしたり、異物を食べたり、すぐにトイレを汚したり、全く話せなかったり、とにかく色々な人がいるのですが、それもその方たちのほんの一部分でしかなくて、
その方のことを調べ、家族さまにお話を伺い、
ただの認知者高齢者としてではなく、
ひとりの人間としてその方を見たときに、
それまでとは違った見えかたができました。
見えかたが変われば向き合いかたも変わる
遠くない将来、その方が亡くなったときに
ボクは涙を流しているのかな。
それはこれからボクがその方にどれだけ深く関り、どれだけ濃い時間を共有できるかで決まる。
少し話が逸れましたが、とにかく
↓↓↓
対象がヒトであれモノであれコトであれ
先ずは、知ってみる やってみる を試してみて下さい。
p.s.
キッカケは自分から見つけにいく!
好きなことを仕事にできるように、
今日は以前から気になっていた「かさこ塾」のフェスタに参加してきました!
好きを仕事にする大人塾・かさこ塾 | 好きを仕事にする大人塾。セルフブランディング&ブログ術実践編=かさこ塾の公式ホームページ
ブログでも発信してはる!
ブログではすごく毒舌でボケとかバカとか使ってます。
でも実際の かさこ さんはゆっくりとした話し方で、そのギャップが印象的。
好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」塾長・カメライター・セルフマガジン編集者かさこのブログ
ではまた次の投稿で