集団的自衛権

安倍総理憲法改正ではなく、憲法解釈の変更によって集団的自衛権の限定的行使容認に踏み切ろうとしてる。と日曜討論で話題になってた。

集団的自衛権について自分の意見がなかったので考えるいい機会やと思って考えます。

事実確認から
日本は集団的自衛権を持っている
憲法には自衛権についての記述があり、集団的自衛権という概念が登場して、当時の自民党、政府などがどういう風に解釈するべきかを十分に議論し落ち着いたのが現状の解釈で、それによると日本は集団的自衛権を持ってはいるが行使することは出来ないとなっている。
日本国憲法というのは憲法改正が極めて困難(議員の2/3の賛成と国民投票過半数だったかな?)な憲法なので、安部首相は憲法解釈を変えるという本道からは離れた手法で限定的集団的自衛権行使容認をめざしている。
一部行使容認によって武力による抑止力が高めるのが狙い。



さぁ、
賛成派の主張に、東アジア有事の際にアメリカが日本を守ってくれるというのに、アメリカが攻撃を受けた時に集団的自衛権行使ができないからと言ってアメリカを助けることができないというのは話にならない。とあった。
最もらしい意見だが、国際舞台における日本の影響力、プレゼンスがどんどんと低下して行く中、アメリカにしてみれば日本を守ってあげる必要性というのはこれから下がることはあっても上がることはないのではないかと思う。世界の警察という立場であったアメリカがその立場を放棄しようとしているし、中国との関係も年々密接になってきている。
そうなれば中国が好き放題してもアメリカは干渉しない事態になることも予想できる。それを考えると、日本は集団的自衛権などというレベルより、むしろ自分の国は自分で守ることを想定していく方が相応しいのではないかと考える。

中国は東アジアの覇権をめざしているのは明白で、第一列島線を支配する計画、第二列島線を支配する計画を明らかにしている。
アメリカとの力関係がなくなっていくにつれ、台湾を再び取り込む計画も浮上してくるだろう。この行動はいずれ必ず起こる。
このまま中国が力をつけてゆき、相対的にもプレゼンスが出てくればアメリカと中国で世界を半分こしようということになりそうな予感がするが。。。

日本はどうすればいいのか。


ほなさいなら。